侵食は進む 嫌な臭いだ 覆い隠して見えないように そんな魂を喰らい続ける...
消えゆく時を尊む 閉じ込めた声よ 遠くの過去に苛立ち ただ虚しく 痛んで...
欠陥だらけ 無能が無能を産み出して 実際大した意味の無い言葉吐き出して 可哀そう仕方ないで片付けて...
ざわめく街路樹の表情が曇る 雑音に胸はかき回され、解き放たれ 素晴らしい青空が嫌いだな 人々は笑う…...
産み落とされた 世界は型無く 眺め、羨む、外側の世界 流れゆく時間の中、叶わぬこの想い 閉ざされた世界の中、叶わぬこの想い...
心地悪い音が鳴って気付いた 回転する展開の中 まだ そういや次々壊れて散々な目に 潰し潰されて寝たんだっけ...
並ぶのは少し不器用な 多分愛情 しわだらけの指が伸びる 踊らない胸 期待が作り出す 虚しいだけの幻 補えるだけのもの 探し続ける日常...
退屈ばかり詰めて 走る文字の行方探しては 思い通りにならない光は忘れて 四六時中 空を泳いだ...
何処か遠く 何処か遠く 届かない 只管手を伸ばして どれだけ浪費しただろう 薄情だと戒めて 不安で足が竦んだ 未来を恐れては背を向けた...
遣る瀬無い思い巡らせる 思考は徒爾に終わった 失われてく熱量 何かを見つけ消える影 順応 矛盾 忘れ去る 列を作った 誰もが在処探し求める 顔を隠して...