一人では夢の続きも 見れなくなった天竺へ カラカラと喉を枯らしては 泡沫の恋を過ぎて...
正義の定理なんてもう死んだ 群れた動物が正しさを主張してる 枯れ果てた月が泣いた イミテーションを見せ合う無知...
これは生涯きっと役立たない ママにはちょっと聴かせられない どうせコンペで出しても通らない 憎まれっ子は世に憚(はばか)らない...
また会えたね 久しぶりだよね 銀河は軌跡を映して 瞬きさえ許さない雪が僕らを繋いでる 生まれたこと そして死んでくこと その意味にいつも怯えた...
とある惑星の方角から 頭上を通過するほうき星が 悪戯好きの子供のように 僕の背中をそっと撫でたよ...
積もり育ったフラストレーション 溜め込んだ街並みをなぞる 異端審問 探す目線 もう嫌 嫌 烏合の衆を鎮めるためには勧善懲悪のスパイスでほら 退屈を味付けすりゃもう 美味 美味...
心臓がいま どくり どくり 「それだけでいい。」って言うけど 生きながらに死んでるのと何が違うのかな 街灯の下 ふわり ふわり...
孤独なままの僕が産み落とされた世界 何かが足りなくってさ 心は乾いてた 速くは走れなくて すぐに追い越されて...
妬みの奥で蝕まれる回路と 孤独の病魔は何も怖くはなかった 嘘だ 怖かった 怖がった だって傷つけるよりも...
たった一秒 目を離した隙に その光は黙って消えた 真水のようななんでもないワンシーンを 僕らはいつも切り取って笑った...