願い事 聞いてよ 消えない一番星 全てが緩やかになって 秒針も疲れた頃 神様の悪戯が 二人を引き寄せた ずっと後ろめたかった ずっと触れないでいた...
無理矢理に酔っ払い お手軽マジック 不細工な僕らはまた9パーの愛を喰らう 自意識がドリップ ぼんくらのロジック...
暗いリングに立った落ちこぼれは すげえパンチくらってKO寸前 あの日見せた剥き出しのシャドーは そりゃみっともなくて大嫌いだった...
あなたは視ていた 機械の体躯（からだ）で オパールを真似る月が赤い目を揺らしてた 抗生物質に心は擦り減って か細い声は汚（けが）されて正論に沈んだ...
透き通る海で泳ぐ君の姿はまるで人魚のようだった それを呪いと呼んだ寂しそうな目と声が愛しくて抱き寄せてしまうよ 「なんで私だけが違うの？」終わらない謎解き遮るように 突然舞い降りた UFOのような星が水面に反射って僕らを照らす...
Do you believe a prediction? 子供の頃に君が海岸で拾った ボロボロで色褪せた紙切れの束 これからのことや誰と出会うのかも...
身の程知らずが身の程を追い越して 嘆いたり憂いたりしないでよ 賊には成れてもきっと騎士には成れない あえかな幻に縋っている...
君の後悔を僕はずっと知っていて 誰の正体も一人きりなんだと知った スポットライトが通り過ぎたあとで 式の前夜に君は泣いていた...
名前のない気持ちが胸に降りて つっかえたようで いつも通り笑えないの あなたのこと 一つ一つ知るたびに 失う怖さが募ってく...
自傷つけるのが好き ママの温もりを思い出すから 愛犬はパピヨン 写真でしか見たことないけど 寂しくないよ 泣いてもないよ...