四、五年も前から惚れこんでいた 錆び付いたトーンが輝く 鏡に映った僕の醜い姿を 誰もが皆蔑んでいた 一度は手を離したけど...
五番街のちゃちな教会で祝福の鐘が鳴り響いてる 君の姿 まるで妖精みたい 隣には知らない男の人 僕が知ってる彼女は幼い日のワガママLADY 頭ん中バグるよ こんな綺麗でさ...
"It's a magic" ああ ある日魔女が宇宙の法則を乱し 人と獣、月と太陽 そのラインが曖昧に変わっていく "It's a magic"...
互い違いの僕らは 歪だって繕うのさ 淡い期待を寄せても −20℃のピロートーク 出会った日の二人が 信じていた赤い糸 でも 枯れた日々で What's happened!? とっくに凍りついてる...
「さよなら 愛した街の灯よ。」 その声を繰り返してる 耀(かがよ)う漁火(いさりび)がぼんやり夜を揺らし始めた ゆらゆら 思い出すたびにまた いたい いたい 軋み始めるココロ...
温いサイダーを飲み干して朱く燃える空を見ている 私達は狂っている 「人のせいにするな」という魔法にも似たような教えを称えている この街では...
彷徨える亡骸に縋り泣く陰に気付けば おまえの声に抱かれて 東雲を遠ざけてくれないか 離れれば十六夜を目印にして会えばいい...
与えられた数字が名前の全てだった 閉ざされた部屋で地球儀を廻す 銘じられた印とカラクリの命に問う なけなしの勇気の芽 産声を上げたあと ...
ああ 鈍色の空 見つめるほど潰されそうだよ ああ 遺伝子はもう行き先まで決めてる May be ID 不明で生まれてきた罪が深いなら もう誰かの代わりで生きてることが許されないなら...
旧校舎に続く道で オリオン座が見たいって 手を引かれ 二人だけの秘密基地は まるで天文台 届きそうだった 手を伸ばせば届く、と くしゃくしゃにして笑うあなたの顔 あれから時が流れた今も 忘れたことはないよ...