今は晴れたこの空でも ずっと続くわけじゃないから 気休めにさえなりっこない綺麗事なんかじゃ 君に届かないんだよ...
強くなんてなれなくて 怯えて隠れて どこにいたって 唸り声は響いていた 形のないその怪物と 戦わなくちゃいけないんだ 僕らは誓った...
不思議の国に迷い込んだみたいに 夢の中で夢を見てるように 帰り道を忘れた子供みたいに...
川のせせらぎを聞きながら 土手に寝転んだ 空を駆け抜ける鳥達に 微笑みかけながら...
マンガで見たような 都合のいい奇跡も ちょっと信じこんでた ちょっと期待してたのさ 僕がヒーローになって 敵を蹴散らして 誰からも愛されるような...
世界の端の滝に 染み付いた罪の全てを 流してしまえたらいいな それはきっとまやかし 逃げる場所なんて無いだろう 神様が丸く作った星じゃ...
"どこでもない場所" からのメッセージ 皮肉交じりの招待状 返事は最初っから聞いちゃいないぜ 「無理やりだって連れて行く」...
「どこでもない」という場所 探し続けてく海路上 小さい舟は今も進む 蒔いた種が花をつける まるでおとぎ話だと 白痴と笑われてもいいさ...
大丈夫 大丈夫 おどけてみせる僕は 小さなサーカスの名も無きピエロ 真ん丸いお月様みたいな ボールの上 バランスをとって...
生まれる前に決まってたような 運命なんて認めないのさ これは僕が手に入れたもの 誰にも譲れないよ...