言葉を重ねて 君に贈り出すの 遠い何処かまで 私の声が届くかな 夢から覚めた朝 受話器から聞こえる声 かすれた声で言うおはよう そんな事がとても幸せで...
一人吐いた溜息 午前二時不眠の街は どうしようも無いほど 僕を孤独にして 行き交う人 過ぎる音 「どこかに」 君の影を探して彷徨って...
何処かに無くした あの日の言葉を 此処からまた探した 何時か忘れてた 君が笑う声 此処からまた探すよ...
ただ思い出すだけで 思考ふわふわするんだ まだ名前も知らない君に落ちてゆく ねぇ、朧な世界で 君は何を見つめたの？ また気まぐれな夢の中で探すよ...
小さな欠片を拾って 埋めてた言葉を当てはめてく 景色を思い浮かべて 音色で色を塗り広げてく 小さな欠片を集め ここから君と作り出す ONLY1...
泣いた夜の数だけ君は朧げに霞む 夜空の星は白々と見えたのに 咲いた枯れたを繰り返して一年を手繰る...
夢が覚めて 夜がまだ続いてた 胸の温もりが すぐに消えてしまう どこか遠く なんて思えないんだ...
君が伝えたいことを そっと 僕に教えてよ ねえ、もっと 二人のメロディーは ずっと...
春風が訪れる度に別れ出会う人々の声を 耳で見つめていた 柔らかく射した太陽と色彩を取り戻す景色見る度...
熱を帯びる灯り 空白の時間を越え ハウスライトが落ち「今」が動き出す 窮屈な朝の電車に 揺られて向かう退屈な日常...