サヨナラのあの日から 君を忘れようとしていたのに 偶然見かけた僕に 声をかけないで 4年前より少し メイクも上手くなったよね...
僕はまだ歌うよ 止まない思いの雨を 声が届かなくても 僕が忘れられても 10年前も100年後も 錆びないよう何度も歌うよ...
いつも見上げてる 青い世界 水面に揺れた光で目を細め 憧れ続けた 逆さの海 その場所へ鳥たちは飛び立つ...
ひとつ口ずさむ声が重なり合う 君がくれた音 次は僕が送るよ 響き合う声 何気ない日常に埋もれている...
物語の終わり 君に嘘をつく日暮れ 意味を殺し君に背を向け 逃げた夜 色んな事考えるうちに塞いでた ただ単純なその答え 何故か見えなくなっていた...
諦めた朝 声を殺し泣いていた 部屋の隅で 誰にも届く事の無い叫び声 虚しく消えていく 「キミも一人なの?」と 無口な君は葉を揺らす 紅色の鮮やかな切ない君は いつの日にかその花を開く...
何気無いこと 星たちが落ち 太陽が昇る空 耳を澄ませて 音を頼りに 追いかけてみる キミが見つけた景色探して 風を追い越して 開く世界に 飛び込んでゆくの...
ナナイロふわり色付いていく 新しい太陽の 光が差し込んで 世界が廻り始める いつもと違う空気 雨上がりの世界は光照り返して 55分発車の快速列車に駆け込んで キミのもとへ...
いつもより少し早い朝は 涼しい風が部屋を通り抜け 寝ぼけた顔もしわくちゃな寝癖も すぐに直して約束したあの場所へ...
ぼやけていく時の中で君と写るフィルムを眺めた セピア色の記憶の中あの波の音が聞こえてる 空を見上げた横顔 日差しの強さで焼きついて 変わってゆく景色の中...