窓の色が夜の終わりを告げて 冷たい温度を飲み干したんだ またアンバランスな僕の視界を 濁して消えてって...
今日さ 僕が起きたらさ すごく頭が良くなってさ 誰にも嫌われなくなるわけなく 終わっていくテレビと 意地悪な窓と秒針を 順番に眺めて目をそらすとしましょ...
ここで僕が歌わないとして 誰もここで見ていないとして それで何を変えられるんだって言うんだろう 観客は満足で帰って...
ちっぽけな荷物背負って いつだってこうやって歩いてきたんだろう 孤独ならもう慣れっこっだって そうやって強がって涙を拭ったんだ...
僕がギターを鳴らす度 観衆の声と比例してさ どこかのお山の大将は 腹黒い音だと嘆いてた...
繰り返してるニュース 昨日も今日も 7日前の出来事は他人事 お祭り騒ぎ尻目に ネクタイ締めたなら 君が作ったテンプレートに乗っかって行こう...
繋いだ手が離れたら また一人になるのでしょうか 君を指でなぞっても 温もりはもう残って無いのでしょうか...
ひとりぼっち 不確かな声を僕は探して まぶたの奥 残っていた 冷たく通り抜けてく...
僕が子供の頃見えなかった 大人達の欲も我儘な嘘も全部 鏡越しに見た澱んだ目が 僕が立ってるのはこっち側だと語ってくれた...
例えば僕が何もかも捨てたら 身軽になって向こうへ行けるんだ 崩れかけていたオンボロ橋を 僕は構わず走って渡ったんだ...