子供の頃に描いた歪な落書きを 誰にも見つからないようにそっと隠した 逃げるような 繕うような...
切符を握った悪魔が嘲う ただ天使は咽び哭いている 見渡す限りの有象無象に 我こそはと一抜けを?っている 聡明な人が描いた地図を 愚かな人々が擦っては 誰もがピエロだと気付かないで とうとう夢から醒めないまま消える...
リュックを背負って街を彷徨って 出口も入口も判りゃしない 僕らは其ん中の何千分の一と まさかね 知る由なんてありゃしない...
その昔々ある所に お爺さんとお婆さん及び その他大勢の僕等には素敵な人生が在りまして それを謳歌すべく生きるのに 痛みを忘れようと笑うのに ここで笑えないあなたに この唄が届きますように...
僕達が現世に生まれ落ちた 意味などないのかもしれないが 意味が無いと僕はやり切れないから...
これはみなさんどうも 8時ちょうど これは完全に遅刻だ今日も ロックスターのビデオで妄想徹夜でしてたって 多少なりとも...
もうこんな事終わりにしようと君が笑う その目の中 失くしたのは 明日への光 ただ揺れている どこにも道標などなく...
指の隙間から零れた この無責任な赤い陽が 装いだけ大人になってゆく僕らを...
そこにはきみがいた 静かにうつむいた 震えるその手が...
その甲高い声で名前を呼んで 黄色だか黒だか知れない音色で 感情とか揺れる諸々含めて 突っ込んだ片足ごと引きずり込んでくのさ...