夜空は陽を沈めて 辺りを闇が囲う 月明かりを頼りに...
さらりと時が流れる 爽やかな夏の日 当たり前のように何気なく また今日もこの場所で 澄んだ空気が映し出す 明るい空に瞬く光...
街の交差点で ふと空を見上げてみたら 白い雲がゆっくり青空の中 泳いでいた 高いビルが並ぶ こんな所じゃ立ち尽くしても 何も変わらない ただ空しさ感じるだけ...
憂いに染まる雲が 塗りつぶす陽光(ひかり) 二人の間を引き裂く...
風は呼吸を止め、心を焦がし続けて ふと見上げた空は、高く青く澄んでいた きっと君が居れば、何処か出掛けようなんて 言い出して、子供のように二人笑って過ごせていたかな...
雲と雲の切れ間から 差し込んだ光の筋 その透きとおったオレンジが 空と街をつないでいる 一人ぼっちは じっとしてさえいれば それなりの朝は訪れた...
アスファルトに咲いた こどもの落書きが 陽炎に 揺られて 歩き出した...
ずっと言えないことが 胸に降りつもってる 春を待つ 最後の雪が とけていかないように 君を想う気持ちに 名前つければきっと ありふれた言葉になって 夜にまぎれてしまう...
終わりのない旅の中 出逢い別れる宝物 無駄なものなんてひとつもないから あたしは次のドアを開けるの...
赤いヒール履いたら 五番街へ出掛けよう ペチコート揺らすそよ風...