「おはようさん。」朝がそっと顔を出した。 夢のように 気づけば消えた思い出 ドアの外 日差しと秋澄む空 彩った豊かに実る宝石...
青春を分かち合ったこの街に いつまでも取り残されていた 刻むことをやめた秒針を睨み ...
悲しみを越えて 僕らはまた歩き始めるの 雨上がりそっと差し込む光が 未来照らすよ 風に舞う木々の声 夏空に溶けていく 足元に転がった 時計の針はまだ動かない...
スカートのすそ風にゆれ 羽のように軽く 駆ける君の笑顔...
嘘と本当のはざまで揺れる揺れる 深く深く刺さるあの言葉 七月の空には晴れ模様...
時計止めたいつかの街で風が吹くとき 遠い日の行進響く 誰かのささやき 砂塵擦れる音に紛れ 聞こえる言葉は 「街も人も儚いもの」...
澄み切った青空 雲間から覗いた 太陽が包み込んだ朝 花束を抱えた 僕は風に背中押されて...
低く流れる雲 青い草原の上 短い夏の忘れ物 影絵に残していった...
x 緑の世界に閉ざされた闇が、 佇む明日を暖かく包む。 季節は巡れど戻れぬ人へ、...
春のあかつき夏星と踊り 秋の夕とまどい冬を渡る鳥 届かない場所だからこそ目指す...