凍えそうな朝も君の 暖かい笑顔があれば どんな事も越えていける...
目覚ましが鳴り響いて気づけば正午を指す時計 寝ぼけ眼を擦ったら「せーの」で起き上がる休日 今日はお洒落をしてみる ママの口紅を塗って...
厄介の夏も早や斜陽にて 人々なら堵に安んずる 不都合ばかりの具合の中ぢゃ...
握った手の冷たさが切なすぎて 振り向かずに走った 駅へ向かう人ごみ ゆっくりと雲は流れ やがて雪が降る...
ふわりふわり舞う雪桜 時の流れ描き出すように この景色を瞳に焼き付けて 君を想う ずっと...
すぐにまた会えるから 涙はいらないよと あの日見送ったあなたが 近くに来てるよ 粉雪が舞い降りている 遠くに列車の影...
遠く輝く 銀河の町並み この眩しさに君はいたかな？ 届かない声も 儚く消える...
雪降る夜 凍る湖面の 上に立つ 白い女 男を騙し 命を 奪う 都で噂の 妖は 全てが浮世離れ 雪に惑わされて 積りゆく恋情...
扉をあけたら 雪化粧 ふわふわ 雪の 絨毯みたい 踏み出す足が もふもふ鳴るよ わたしのリズム...
いつかの夏 僕は誰かと降る雪を見ていた 懐かしい景色と感覚 褪せた陽の匂い 色 音 記憶...