行く時が 攫う氷塵 かがり火が嗤う道のり 「旅人よ この冬の終わりは？」...
絶えず廻る季節越えても 色褪せることのない恋の華を咲かせましょう 貴方を追いかけて早幾年 廻る廻る風車...
溢れ返るバラツク聚落を朽ちた雪洞が鈍く照らす 唸る蒸氣、喧しく響き、最中に廓聳へる 紛ひ物の愛を身錢で乞ふ 今宵も軋めくは坐敷の間 光輝燦然と咲く卑し處 鳴り止まむ新内流しの音...
愛しき君の影は 今は月にあり 月の影を追えば 月の影 逃げていく...
生まれて理由など無く 仕えるために この呪われた運命...
胸のピストル鳴らして やけに鼓動がジャマする 落ち着いてられない そんな事情 解きかけの方程式 次の扉を開いて 行かなきゃダメな時があるよね...
灰色の空 見上げると 風の行方 白きもの 舞い落ちて 消えていく 儚きもの 手のひらに...
I need to hold my hands out every time to be understood いつだって分かって貰う為に手を伸ばす必要があるんだ 'till I can hold you back with my words 僕の言葉が君を引き止めるまで...
紅い花片（はなびら）の散るように 赤い飛沫（しぶき）が焼け付く 薄暗がりの屠殺場（とさつば）で 打ち据えられた牡丹が...