詣(まい)れ江ノ島 鳴門は渦潮 気仙沼にひとり ふたり石巻 高千穂 長瀞(ながとろ) 恵那(えな) 奥裾花(おくすそばな) 大歩危(おおぼけ)小歩危(こぼけ)に 色めいて奥多摩...
華やぐ九重の錦 風薙いで囁いて 散り往く燃ゆる紅に 月の香の差し添えて...
溶けてゆく 光の束 ゆらり 消えてゆく 色の影は 万華鏡 透き通る 朝の歌は 静か 冴え渡る 夜に響く 子守歌...
朝目が覚めて 真っ先に思い浮かぶ 弘法大師(こうぼうだいし) 思い切って 写経始めたの...
流れる風頬染めて 語る心君の背に 交わる季節 刹那振り返る 夢誘う春景色 東で笑う三日月...
夏の空高く花化粧 色香折るは火薬の功と 咲き誇る華に色づける 化粧師が夢の後...
キリンジ: 黒や? 蓮之介: 白や? キリンジ: 否や?...
朝焼けを担ぐ木立に 彩りを放ち 凍て蝶の眠りを醒ます 漣の橋を渡りて 霞を別ければ 遠く馳せた春の時雨...
東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 遠い地に 赴くわが身 別れ後も 春な忘れそ 錦に織られた絹衣 一重や二重に重ねられ...
小岩 小岩 JR総武線の駅よ 小岩 小岩 快速通過...