空の薬莢に詰められていた 信仰という名の終わりの発明 それはやけに優しい言葉で...
止まぬサイレン 夜に響いた 君の声は 掻き消された 満天の星は 今日も変わらず 一人の君を 隠しているのだろう?...
吐き出した 白い息は 部屋の中 溶けて消える かじかんだ 細い指で 今日もまた 冬を描く...
今歩き出した 何もかも捨て去って あの日に見上げた 灯火の先へ...
もうずっと凍ったまま これからも変わらないだろう 見えないなにもかも いつからだっけ...
消えた星がてらしてた この場所にはもう何もかもなくなった 陰る月はまだ白く 彷徨い惑う僕だけを照らしてた ※1 閉じた窓に 映るそれを 両手で覆い隠した...
流線型描き 切り裂いてゆく 縦横無尽に 圧勝必須の 徹底抗戦で 生み出す幻 光と陰 表と裏の隙間操り 情熱の定義 激しく優しく なぁ、そんなの異例? あたりまえ...
甘い香りがさ 秋の訪れを 気づかせてくれる そんなことを君は僕に教えてくれるんだ 季節はどこかさ 悲しい顔して...
初雪に思い馳せるあなたの影 白ノ世界でひとりきり 銀の涙を流した 今年も気がつけば こんなにすぐ近くに...
銀の月夜の調べに微笑むあなたを見て手を振った 乾いた大地の夢を知るために共に旅立ち明日を願って歌おう それは美しい空の物語に 触れかけた瞬間に広がったぬくもりを抱きしめ...