喝采の音響く 雑音に歪むこの体に 称賛の価値もなく 波に千切られた...
突然立ち止まる こっち?そっち?あっち?そっち?どっち? 「遅刻してしまうよ」 絵に描いたような...
偶像の世界願って 描き殴った夢の中 空想の筆を握った...
どうして同じことばかり頭の中を駆け巡るの? わからない…何もかも全部、消去 消去 消去 消去 不愉快の元はそのメール...
犬は印を付ける 猫は痕跡を隠す 同じ場所に帰る 違う場所で眠る 小さな箱の中の世界で いつも独りぼっちで目覚める 止まらないオルゴールが 終わらない日々を歌う...
いくつもの 喜びや いくつもの 苦しみだって ほら 見えるでしょう この光 数えきれないんだ いつまでも 願ったり いつまでも 怯えたり...
瓦礫の中で蹲るようにボクら目覚めた 捨て切れなくてずぶ濡れの夢腕に抱えて 瓦礫の山で胸に手を当てボクら誓った あの日のボクに別れの言葉ちゃんと告げなきゃ...
小さな君 閉じ込め 胸を抉る記憶 幾ら経てど忘れ得ぬ...
甘い誘惑に犯された つまらない現実 サヨナラ 見るも無残な二次世界は 目線を侵して 心を喘(あえ)がせ笑った...
最初の音は 綺麗な糸 流れる指が 優しく触れた...