消えぬ 夢の残滓に 息を吐く度に苛まれる 「そうか。」これが解答だと...
真白の部屋 うずくまった 私の髪を梳くあなた このぬくもり 消える事が 何より怖かった...
それは 刻を結ぶ旋律 生命の瞬きに共鳴して導わる 始まりの音...
花冷え のち 山笑う 流氷が解けて 色を呼ぶ 群れて咲くは 水芭蕉...
時は流れ、季節移り 温もり消えず、心に残る これから先も どこまでも...
硝子匣に映る世界の色を知りたくて絵本の中に尋ねたけど 紅い赤い緋さなんて辞書も目を回すだけだもの わからない もしそれが痛みでも共に生きられるでしょう もしそれが音なら伴となり唄えるわ...
ねぇもしも、 君のように唄えたら。君のように笑えたら。 ねえきっと、...
暁やみの中遠くを やがてこのまま真白に染まる景色を映す瞳は いつか終わる愛しい日々を見つめていた...
目を覚ます 真白い部屋 ひかりの海 佇むひと 「あなたは誰?」 尋ねれば何故か 寂しげに微笑む...
真黒な現実(セカイ)で焦り迷い戸惑う 覚えのない旋律知らずに奏でてた 閉鎖された現実では感情が死に至る ...