寒さに震える原子の核は やがてばらばらに壊れて消える ガイガー=ミュラーの円筒に 委ねられたのはわたしの命...
かったりいな、こんな世の中 どいつもこいつも キレ散らかしてさ 「生きてるだけで見っけもんだ」...
モノクロの世界に映した 変わり映えのしない風景 いつか巡る希望を信じて ボロボロになった身体を起こした いつかまた会いに来るから ここで待っててね...
茜色の染み込む校舎裏の 目見下ろす4本の足跡を辿る 花壇 子猫が鳴いた先に君の視線...
夜が明けてゆく こんな静かな部屋で また今日も 君を待つのさ そんな無益な時を 繰り返す 気だるい朝の 光遮ぎる 着せ替えのworld ...
或る冬の夜に 馬を操り野を駆け巡る 一人の男がこの地に迷い込んだ 凍てつくような闇にか細い声が響いた...
ふりふりと揺れる影 雨に降られて尻尾隠した 錆付いた街を渡る 今宵も逢えない君 覗けば窓の内側で笑い声 夜霧に独りで 主様...
みどりの息吹 かぜの音 石の塀に落ちる 木の葉影 窓ガラスの向こうにいる君 僕に気付いて微笑む その顔...
最高に笑えるぜ 自虐自制自尊心 最低な満身創痍 垂れ流しの君 「君となら生きていける」 マジうけんだろ...
そばにいてね 欲しかった いつでも いついつまでも そばにいたいと思っていた 一人じゃ なくなった...