罰点採ったら顰め顔 私はそんな貴方も素敵に見えるわ 奇怪起きた夏の戯に...
転んだ夜との間、まれに曖昧に恋をして 退屈を数えては朝まで笑い合う 「夢は多分はぐれて、二度と会うこともないよ。」って 飲み込んだ言葉も巻き込んで回りだす...
ふわふわ夜に溶けていきたい 沈んだ心を開いて このままいつまでも 特別な夜を走り抜けるよ...
深く息して 膨らむ夢あと 新しいブーツ 桃色地面 教科書の隅 描いたラクガキ 今にも ふわっと動きそうだね 夢心地...
少し噛れば幸せですか? 僕の心は溶けこんで ほらさよなら 明日もぴったんこ...
単調に吸い込んだ 音に合わせて 「成功」に気付いた 瞳の奥の 冷静な期待感 かき立てる様に 空が揺らいだ...
片思いの恋はそう 何も変わらないまま 秘めた想いを抱きながらも 月日は過ぎて ずっと隣に居たけれども 何も無いまま...
目を閉じ繰り返す だけのリズムは無機質で 解けない身体ごと 誰も知らない所へ堕ちればいいと シザメリを響かせた シートに持たれて...
鮮やかに彩られて 朽ちゆく華の様に ぬばたまの夜の闇に 溶けゆく月の様に 独り揺らした盃に映る空に...
「だいたいきっとそのまんま」 「止めらんない空は通りすぎて」 「さんざん待った僕たちは」 「掴まんない雲を見上げてた」...