朝陽が照らし、包む草影。 目覚めは、そんな風景と。 いつもは、部屋の隅にいた虫。 どこにも、見当たらなかった。...
そっと笑っている いつかの面影は 揺らめいて明滅する 灯りのように 微かに震える 小さな歪みが 静かに広がっていく 麻酔のように...
明日なんて 来はしないと うつむいて 背を丸め 歩いてく ゴミ溜めの町 ジャンク街...
作られた世界の中で あなたが見えない 誰かの時間を 奪い続けてる 一時だけでも 求められてる気がして うつろな身体を あなたが包んで...
描いた夢 ここから消えていった 僕だって いつかは消えてく この広い世界も やがて消えるのに...
儚い言葉ね 「迎えに行くよ…待っていて」 時を重ね 季節が巡っても、まだ...
暗がり 弾く 一つのライト 頭を弾く 目の前が消える そいつはヤバい 逃げなきゃ ばきゅん...
深海のように 暗くて静かで 稚拙な心は 思考するのを許さず 感情の気泡が現れては消えゆく...
夜空から消えた回る回る花 何もわからず手をとった 細すぎた声 早すぎた歌と 一緒に行こう 消えぬ内に...
子供の頃に夢見た なりたい自分だけの姿 頑張ったら報われると パパとママに聞いたけど 大人になった今は 理不尽だけが目立って...