あぁ 遠くを見ては 辿り付けない場所に ため息一つ そう 救いの手から...
どこまでも見えない 誰かに怯えていた 繋がり求めていた...
(手をとって踊ろうか 全部 全部 忘れさってさ ロイネリア 響かせて キミの夢の中で) 百鬼夜行 妖かし 彩し...
目隠しをされたままじゃ 君の表情(かお)もわからないや 冷えている 空気と 回転していく思考 消えかけた記憶の中身は もうグシャグシャ 棘の生えた言葉 刺した僕の未來...
泥仕合 苦い 腐りかけ お決まり二言目にはどうしよう 夢見たいみたい 少しだけ 納得する為のトートロジー...
ないない そんなのありえない そうそうレールからズレない 見えない何かに守られて...
もしも君じゃなくて別の誰かと出逢っていたらって 君と会っては 君と話しては そんな事を思い浮かべるのに どんな言葉だって時と共に灰になるのに...
遠い下弦の月光 きみを迷宮へ誘う 針がひとつになる前に 深い闇の底へと 百合がけぶる秘密の園 足音さえも消えゆく...
何気ない一言で 流星(ホシ)になって消えて行く 今もキミを想って 夜空を眺めている...
変わらない世界 そう いつものように 道行く君を 羨ましそうに見ていた 繰り返す日々に いつまでも僕は 苛立(いらだ)ち全部 溜めて 路地裏へと消えた...