何も言わず抱き寄せて時を忘れるほど甘く 街が彩り染まりゆく永いクチヅケの中で 今宵は何もかも奪ってみせて...
遙か昔に芽生えた 空まで伸びた育った 見上げればそこに 大きく大きく (大空には羽がなびく 太陽見上げて群れを成し この星の南から北へと 高く風に乗って...
夕焼け染まる足跡 砂に足とられて歩いた 遠回りして スーパーの買い物袋振り回して はしゃいでる君をいつも見ていた いつか東京に行くんだと夢を語るけど なぜか胸にぽっかりと開いた穴が隠せなくて歩きだす...
翼望んだあの日から 鉄の羽を駆り雲の上へ 夜を横切り水平線へ 遥かに煌く人工衛星...
何を求めて歌うの? 答はどこにあるのでしょう? 金?名声?笑顔?愛情? 歌いたいから歌う それが答なの? 嘘しかない陶酔に 何の意味がある?...
ビスケットの船の上 水平線の真ん中で 助けを求め叫ぶ僕を 渡り鳥が嗤ってた 言葉が通じてないのかな おつむが足りてないのかな 僕は賢いから知ってる これが致命傷だってこと...
紅く染まる海 風に揺れる水平線 一羽の怪我を負ったウミネコ 僕を見ていた 沈みかける夕陽 潮風に痛む傷跡...
終わる群青色 西方は遙か 霧盗られ 操縦桿を握る 「言えないよ」 廻る水平線 放り出されて...
朝焼けの海 こころざしを胸に 浜辺を踏みしめる君...
空と海の境までドライブ 思い切り飛ばして 不思議だね 友達でもないのについてくる バイクがいるけどね...