空が明けなくとも 海が枯れようとも 鳥が地を這っても 人が絶望しても...
この声は誰のものだろう 天使のような 悪魔のような 命のような 過ちのような 傷つくほどに何故響くの...
錆び付く雨が降り注ぐ 未来を奪ってく 誰かの為とつぶやいて悪魔に跪く 繰り返してゆくだろう 終わることなき闇...
どんな地図でも四色あれば塗り分けられると 遠い昔に偉い学者がそう証明した だけど君はただ白い世界の真ん中 境界線も見ずに無我夢中で歩いてた...
後ろを振りかえると 小さな灯りたちがポツンと 遠慮がちにそこにいる ほどなく汚れていたり...
It's time now See me now やっと出逢えたんだね 初めからそうだった 僕らは誰かと比べられ生きて来て...
赤く濡れた指先でサイは振られ 宇宙(ソラ)へ落ちてゆく 深く深く 二度と帰れない闇の彼方へ 加速してゆく ラストシーンは...
このダイナマイトみたいな悲しみを また高性能な知能が邪魔をして アンドロイドのように全自動で笑うんだ ちっぽけな宇宙の片隅で...
誰かが息をするたびに 澄んだ水が濁っていく この森の中にいると気後れしそうだよ 一心不乱に揺れる花が...
Sail 今僕らを乗せ 漕ぎ出す世界で 風は音も立てずに揺れてる Same いつか訪れる 出会いも別れも ひとつの時間(とき)の中...