響く竹笛 揺れる提灯 歩く無数の声の間 踊る花帯 呼んだ君の名 ...
枝に身を預け 心通わせてみた 薄いホログラム ピントずれた神木 見え過ぎて失った 聞こえ過ぎて塞いだ 「もうこちら側だ」と君は笑う...
遖と鳴く 並木の日向より 一片々 零ち行く牡丹の陽が 千夜一夜を過ごし当たり積もり...
?咲いた花はやがて朽ちる 移ろいゆく 季節の後...
それは、遠い世界でのお話。 ある所に、魔女に「他人の顔を見ると死んでしまう呪い」をかけられた女の子がいました。 彼女は呪いのかかった日からずっと独りで薄暗い日々を暮らしており、 親にも友達にも、もう何年も会っていません。...
砂をかきあつめ 作り上げた城は 波に負けた 枝をかきわけて 捻り出した愛を どこで叫ぼう...
思考回路、喘ぐ声はさっき聞いた 甘い甘い君にちょっとだけ酔ったようだ 見えてたモノが見えなくなる度に 僕の胸をチクリと刺していくんだ...
遙か昔に芽生えた 空まで伸びた育った 見上げればそこに 大きく大きく (大空には羽がなびく 太陽見上げて群れを成し この星の南から北へと 高く風に乗って...
青臭い万感の映えるノートを 握る僕はまた 立ち止まる・・・ 荷台の中 寒さ凌いで...
遠くの空 君が呼んだ気がして 何度目かの道を走り始めた 昨日と同じ わかっているよ 走り続けてた...