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誰かが息をするたびに 澄んだ水が濁っていく この森の中にいると気後れしそうだよ 一心不乱に揺れる花が...
純真さがシンプルな力に変わる時 世界に影をつくりだす ガラスケースに横たわる 光の存在に触れたくても...
誰かを永遠に失ったことなんてまだないけれど これが最後かもしれないと見つめた朝があった まっすぐに延びたこの白線を 踏み外さないように歩くのは...
小高い緑の丘から見渡す あざやかなたたずまい 土手を登って 川づたいに歩いた 真赤に焼けた空が きれいだった...
膝より上にある草をかき分けて 泥だらけで遊んだあれはガキの頃 地平線に広がる夕焼け初めて 見た時の高鳴り忘れない...
〜光に包まれ無数の花たちは 迷いのない瞳で明日を見つめてる〜 誰もが純粋さを私に望むけど すり切れそうな空に持って行けるものなど...
このところ続いてる長雨が はやる気持ちを押さえ込んで 途切れることのない後悔が前髪を揺らす 暗闇より人の優しさに足止めされそうで...
何も迷うことはない かくしきれぬ淋しさに 想いのままに走ることが きっと一番の強さだろう...
あの時 最高のリアルが向こうから会いに来たのは 僕らの存在はこんなにも単純だと笑いに来たんだ 耳を塞いでも両手をすり抜ける真実に惑うよ 細い体のどこに力を入れて立てばいい?...
道しるべとなる枝をくわえて その足下に落としてあげよう 向こう岸にいるあの子が迷わぬように あなたの瞳に映るもの...