悪い夢を見ていた そこは地球の果て 戦いの次の朝 何も聞こえない...
抱いていて 胸であなたの声を聞いている 光の中に手を差し伸ばせば 届く...
眠れない 冷たくて 胸の中はなんにもない宇宙 光を集めたら花のかたちになる...
きょうも 嘘のように磨かれる街並みを 目的があるように歩く 僕 泣いているの？...
振る舞いなさい 王者のように 世界をその手に収め 自分自身に 酔い痴れそして 腐って行きなさい...
ひかりと かぜをつれて あそびつかれた うみが ほしをのこして かえってゆく あしたは かならずきた...
風の森を抜けるまでは 夢の中歩きたい りんどうの咲く道が 別れの場所だから...
壁に掛けた夏の帽子 色褪せてしまう あの夏の陽が沈むのを 追いかけるように...
ひとつめの言葉は夢 眠りの中から 胸の奥の 暗闇を そっと 連れ出すの...
どうして微笑むの？ 誰より傷ついたあなたが 目に映る病んだ空の色 悲しくて新しい太陽...