音の無い真昼 風はただ明るい 少し眠たそうに花びらが揺れた なにげないこの思い...
叶えて 胸にガラスの百合が… 砕いてください その指で 遠くへ 新しい東へ...
僧院の屋根に降る雨 ばらの茂みにもひそかに ねえ、Silver Girl 出ておいで...
遠い光… 風の中 ふいに 放たれる矢のように 囁きは優しく...
誰が見ているビジュアル? 目の前の 急な水がカラダを逆さに駆け巡る 今ふたりは出会ったイミを思う きっと誰かの記憶の中 泳いでいるだけでも...
空 遠い空 つぶやいた声 あなたの夢は今 星の車輪を回す...
寝息よりそっと夜明けが来る 君の夢は今 森を駆ける 目覚めて灯りを探すしぐさ なくしたなら見つけてあげよう...
そっと触れられて この頬の冷たさにやっと気づいた 朝目が覚めて 鳥の声にはじめて気づくように 突然...
金の波 岸辺に あこがれ目覚めるの 朝に 誰かのことを強く思う時 かかげた手のひらに愛がとまる...
首をかしげた白い海鳥 飛んでったの あんなに高い空 空の向こうの舟がもうすぐ たどり着く 午後の港...