円を描く月のように 愛は満ちてゆくけれど 優しさという陽を浴びて その心は消え去った ah…もういいの...
銀色 欠けた月の刃が鋭く 霞んだ夜を裂けば 幻想(ゆめ)と現実(いま)との揺らぐ音 一際に瞬く 強い刹那(ひかり)は 旻(そら)を時を超えて この目をただ満たすため...
夕影揺れては 山深し 黄昏の紅 空に満つ 焔の如き 其の彩は、...
雪をかける 暗い白い麓を なみだ散らす 氷点の風 かげる空に 月は見えず...
廻りながら 飛び立ってく 刻んできた 僕らの歌 移り変わる 季節の中...
季節の変わりを まだ気付いてないでいるから とぼけてみせるその顔が 赤くなっている 春風に急かされて 下る坂道は いつもより少しだけ 短く感じたんだ...
ah〜 ふしだらな宵闇に揺れる 彩づく街を、グラスに映して 誘い誘われて揺れ合う視線を...
空は澄み渡る 風は季節を運ぶ 嗚呼 過ぎ去ってゆく キミと過ごした...
雪を溶かす程に燃え上がり 月まで届く様な恋心 甘き香り放つ花の様に 咲き乱れる時を待つ 貴方はとてもとてもとても遠き人...
おとぎ話の街の中を 駆けてつけた白い足跡に 赤と緑と黄色と青を バラまいて可愛く彩った...