いつもいつも見慣れてる景色の内側で 偶然並んだ時間に僕ら足を止めたよ いつまでも進まずにいられるわけも無く しかたないと離れて二人手を振った...
紅い夕陽坂に 揺らいで煙る 赤い眺め沈む 嘘吐（つ）いた日に 碧い優美な髪 目を閉じ眠る 蒼い永雨静む 部屋二人きり...
「こんな夜更けに何用ぞ」とは 何と野暮な物言いでは御座いませんか 唯々 貴方に逢いたいばかりに 此処まで馳せ参じたので御座います 紅色の提灯ぶら下げて ゆらりゆらゆら 宵闇慕情 身体を焦がす癒えぬ病は ただ報われぬ恋模様...
LOVE SiTEW Darlin' You... 小雨交じり帰り道 寄り道もしたくないの...
ある晴れやかな朝 音は 世界から 消された ような そっと 溜息を漏らす 喉の奥から 書き散らした 恋の余白...
お面被った子供 甘い飴を頂戴 神輿(みこし)通った後に 泣く子はだあれ 街外れ村向こう 潮騒がドンヒャララ...
ねぇ まだ止まない 雨が終わり 傘を閉じたらどこへいこう？ ふたりで歩く道は続く...
夜な夜な集まる 宇田川町の Beauty & Rudy 悲しく小雨が 横顔を霞ませ 二人最後のダンスホール・ランデヴー...
虹色さんぽ ah... 長く降り続いた 雨上がりの街に...
「バス、なかなか来ないな…。」 「もしかしたら私たち、時空の狭間に閉じこまれているかもしれない…。 そしてこの雨の中で同じ時間を繰り返し、永遠に待つだけ…。」 「なにその痛い妄想…。」...