いつの間に乗っていたっけ ほら、やっぱり夜電車だ 気付けば椅子に座っている...
ようこそ僕の夜の真ん中へ 黒い街頭が君を照らす 華々しい景色だね うたた面映ゆく成って...
か細い腕で母の骸を抱き締め 消えかけの燈火を揺らし泣いてる 愛とサウタージの下に君の輝きは刈り取られた 人としての最後を...
可惜夜にあなた お誂え向きですね 紅差し指でつつく 恋現 玉響にあなた 目を閉じて希う...
月の光の唾を飲み込んだ 痰と痣が絡んで上手く言えない 雨の帳の呼吸を感じた 愛の獣達は帰路に急いでく...
まだ、降り続く雨に痛んだ傷痕なぞり遊び 溜息がくゆるくちに舐めていた飴玉慣れた味覚 ねえいつ終わるの、夢なら蝶は目覚めた、春 かろく飛んで舞いたつ翅に揺れた...
1A 恋(こい)ひわぶるかの方 一目通(ひとめつう)じよ 夜毎気配断(よごとけはいた)ち忍び逢う ...
咽る 腕の中 感覺を殘して 仕舞ふ 私から 「さやうなら」...
(第一弾に合わせて記載) 歌詞 〜百人一首より〜 - 秋風にたなびく雲の絶え間より もれ出づる月の影のさやけさ...
さらりさらら 風が吹いて 春はまた来たりて ほろりほろろ 花はほころぶ 貴方に微笑んで 春の宵 朧月 花の色 揺れて乱れる...