夜の鬱屈を撫で払い 紫紺の景色を進めや進め 囁き色めき街頭ちらり 彼女の姿は追うのに限る 一夜一夜に人見頃と 語るは彼女の為にありけり 小柄な背筋に背負うは奇譚 逢引く事象を紅く色づけ...
くたばれ!エイプリルフール 人を欺いて何が楽しいのか!? くたばれ!エイプリルフール...
僕って不幸な星の下に生まれたんだ この体が憎い破壊してしまいたい 病院の屋上の柵を越え立ち尽くす少女...
たくさんの思い出を 作れるはずの夏が 尽く台無しに...
世界を包む紅い空 やがて静寂 流れる紅い血の大河...
歌を歌うことばかり 命を懸け続けていたよ 己のため?、それとも誰かのため?...
醜いこの世界、醜いこの家系 憎しみ合う二つの血縁の間に生まれ どんな一時(ひととき)さえ 唐突にぶち壊され 私の心の愛や慈しみは死んでしまったわ...
思い描く理想の果て、違いすぎていた 欺かれ続けた未来、砕け散った私の思い 全ては私を中心にして反対に動く 現実は私に何をさせようとしているの?...
今日も光灯る夜の世界 渇いたグラスが並べられる 色仕掛けたっぷりドレス纏い 誘惑のメールで餌をばらまく...
巡り続ける また1ページ 消して破って落とされる 無彩色って笑われちゃって...