8月の蝉が泣いた やる気ない掠れた声で 拙い命の大半を無駄に浪費してゆく 忘れじの行く末 誰も見た事ない景色を求め...
注ぎ足された青色の後悔を 飲み干せない午前二時 寄りかかった優しい他人の胸...
手を伸ばすだけでは誰にも届かない 消えかけの灯りのように 揺らめいては思い出に焼き付いて...
あの日叫んだ僕の後悔が ただ殻となって僕を閉ざした あんな錆び付いた陳腐な願いは この骸には見合わない 浴びてはいけない言葉の雨が降る 空は悪意で覆われた...
夢を忘れた大人が あれこれ嘘を囁く 歪んだ世界にサヨナラ 邪魔はさせないわ...
もう 永遠の日も 葬いの空も 越えて駆ける 明日の天使は 奏(そう) 僕らの夢を 星に預け...
「天使みたいだ」ったそうだ。 僕は別に綺麗じゃないのに 演じてるのか問われても...
冷たい棺の中 閉じ込められ続けた心 罪を背負った者は 絶望の中で散りゆくの… 薔薇の鎖ほどき 光に向かい 自由に羽ばたければ...
偽りの気持ち伝えて 雪の中 笑顔浮かべた 私はどこに行くの?...
この雪が消える前にさあ踊ろう 翼を羽ばたかせ 儚い願いも今は忘れよう...