僕が人間だった時の話をしよう 僕が生きているのは 誰かが ボタンを掛け間違えたせいだ...
この歌声をよく知っている この鳴き声をよく知っている この呼び声をよく知っている...
「きっと」って前を向いて座ることもまぁ悪くはないんじゃ? そうやって言の葉に縋るようじゃ願っても叶わないさ 願い、叶え、それで一つの式になる...
僕には歌詞が書けない 語彙が無いってもんじゃ無い 感動とか感心とかよりもっと前の段階...
いつか君が僕を忘れて 幸せに生きていても この日常には戻れないけれど...
君を笑わせる事が できればどんなにいいだろう 僕の歌で君の涙を拭える?...
1番目の僕 ただ何も知らず 歌うことが好きなままに叫び続けた 世界はこんなにも白黒(モノクロ)じゃないか...
僕のこの姿を見て君は逃げ出すでしょう 虚像のこの姿を信じ続ける 僕の周りに溢れていた世界はいつの間にか消え去って...
昔の事を思い出した。 選ばれなかった事 たくさんあったよな。...
傾いた心を平らにしたくて 忘れかけてた歌を口ずさんだ 流れる涙を拭うことはしなかった...