暗く眠る壌 光は差さぬ 銘無き墓へ 絡む蔦と葉 花は枯れ落ち、散り...
壊れて行くなら 君と（星と）一緒に 誰も帰らない 炎の（あの雲の）向こう...
ru 黒い鬣を靡かせ 夜は静かに翼開く ru 青い月が見守るのは 別れを嘆く娘の唄 宝物を探し求め 若い瞳は旅に出る 目指す場所は 遥か遠く輝いている...
あの子によく似た 人影追いかけ 盛夏の風吹いた 畦道を駆けた 八月最後の夕日が沈んだ 思い出巡る間に 秋風が舞った...
長く長く降り注いでた 水無月彩る雨 ずっとずっと待ち続けてた あなたの言葉は...
喉が焼け付くほど痛い祈りを 身体の奥深く沈めていた 息をしようにも苦し過ぎて 見つからないようそっと海に溶く...
真円の月 見上げた ひとつのつぼみは 大人になる 暗がりに咲いた儚い白い花は...
朝起きて 例によって 携帯忘れて 乗り遅れた 鈍行の窓に映る人生 「日本中で誰にも負けない一つ」が あるにはあるけど...
入って入ってようこそワンマンショー 口八丁お手手でおイタはやんやん チャンバラ 眼眼眼...
さあ遊ぼう 君と君と君と 今日のお客はどの仮面で騙そうか 灼けるように鮮やかな嘘...