ボトルメールを待っていた 忘れるはずがないだけ そうして終わっていく街に 居座る意味もなくて...
そっと 伸ばした手に掴んだ 虹色の光 箒星を絵筆の代わりにして 光の無いこの宇宙に 虹を描いてみせるよ...
解けかけの魔法 冷たいスープと テレビの中を覗くようなこと 隙間風とフォーク 裏返るカーテン 字幕のない、僕たちは...
星空に手を伸ばした 悲しみと あの日の抱いてた希望と 確かな夢見つけたくて...
まずは人に紛れて喰らう獲物を探した 夜が明ける前に聞こえた警鐘の音 人の道を外れたキミに明るい朝なんて...
滲んでく記憶と乾いてくアスファルト 耳鳴りの様に残ってく雨の音 澄んでく夕景 霞んでく君の影 メランコリックな空に 仮初のリフレイン...
街は賑やか 魔法の言葉 そんなの全然興味はないけど 子供のころは 楽しみなことでも いつの間にか全て夢へと消えた...
モノクロの世界に、想いを言葉に乗せ 押しつぶされそうな、闇の中 色褪せた世界に、憧れを言葉に乗せ...
部屋の寒さに起きた朝 泣きはらした目が痛む ふと手にした携帯のメールは 昨日のうちに消したんだっけ Ah もうすぐ春だと言うのに 外にはひらひら雪が舞う...
当たり前が仰々しくて 当たり前ですらなれなくて 憧れては形に出来ずに あなたは何が好きですか わたしなら何が好きですか...