目を閉じると短かった あの夏の空が まだ見える もし季節が 巡らないのなら あなたは 私のもとを...
夢に出てくる青い惑星を掌（たなごころ）に浮かべてる ため息に曇ってく空 目を覚ます頃 赤く染まる風が吹いてる 故郷の星 いつか離ればなれの 二つの月が描（か）いた...
不思議な不思議な夢を見た 時間も眠りにつく 静寂の淵で ねじれた星明り 渦を巻いてく 二度と戻れない地平の底...
土星の輪に彗星の針を落として 聞こえてくる音に耳を澄ませ いい気持ち...
目の前に降り立った あなたは大きくて でもその翼を 広げようとはしなかった 星空を背負った あなたの黒い影が そっと私をつつんで空へと浮かび上がる...
闇の夜つぶやいた言葉が魔法 ヒトツ フタツ ヨッツ ヤッツ ワレル ワレテク フエテク 溢れ毀れ出す 芽吹いて殖える 切り分けた空と土の色...
桜舞う 巣立ちを祝う風に吹かれ たたずむ校門の側 背伸びして君を探している 今日が最後の日...
Life as music ．．． 星のパルスが ポリフォニー 波をつかまえ 踊ろう 青と赤の ランデブー...
凪ぎ 滑るような水面の下 瞬く雨粒の波紋見上げる 私はもう泣くこともできず このまま沈みたい欲望に駆られてる...
沈んでく夕日を追いかけて 飛んでく鳥を夢に見てた 砕けた水晶みたいな星の 瞬くカケラ集めに行くよ 大切な君の心は砕け散った 世界の果てへ飛んでった 眠ったままの君の瞳が 空っぽのそらを眺めてる...