毀れてゆく 毀れてゆく 夜の空 穿つ光 学校の先生が言ってた・・・ 私たちのいる惑星（ほし）は ぶつかりあう二つの銀河の間にあるんだって・・・...
なにかが?なにかが起こっているよ 何かが どうしよう どうしよう?涙が止まらないよ...
涙色の花 愛の全てを 溶かして染めて ほら 全部あげる 今も孵らない 孵らない竜の卵抱え...
今日もまた 夕日が沈むわ 今日もまた 待ちぼうけ 塔の高さも 森の深さも 全部ウソ 見せかけなのにね...
部屋に滑り込む 光 飴色の午後 床に転がったままの 壊れた時計 いつか泳ぎたい 空が見つからなくて ずっと翼を 畳んだままで眠る...
遠くで聞こえるこのうたは淡く 黄昏の空を赤く染めてゆく 君が帰りゆくあの町は遠く 見上げる夜空はこの街とおなじ...
聞こえてますか？私の歌声 心を込めて歌ったんだよ 祈っていたよ きみのところへ 届いてほしいと ただそれだけを・・・...
道の向こう 陽炎揺れる 姿のない声が 私を呼んでる 思い出せない あの路地の奥...
幼いままのあなたの瞳には 欠け落ちていった優しさの痕がある 手のひらに溶けてく雪の華の 微かな記憶を抱いて旅に出る...