もう少しだけ ここに座っていたいの 満ちながら落ちた月が溶けて 海を染めるまで...
足下から 真っ逆さまに 伸びてく木を 見下ろしてるの やがて無数の 枝が分かれて...
鏡 鏡 鏡の向こう見え隠れする 影 気になるわ 奥に手を伸ばすけど届かないな 鏡の中の私が邪魔をしてる...
見た夢をなぞり滑る雫を覗き込む 水玉の中に結ぶ世界は 響き合って震えていた 落ちてゆくまでの輝きの中で 融けた色を また虹に染めて...
私は この貝殻の中じゃなく どこまでも 広がる空に 続いてた 夕日が 街に編みこむ グラデーション...
見た夢をたどり 滑る雫は花の上 水玉の中に結ぶ世界は?響きあって 震えていた 落ちてゆくまでの輝きの中で...
おやすみ おやすみ 今日のため息 星に預けて 明日の夢に 目覚めてくまで 鏡の夜空で 街を見上げてる...
夏の光と 木々のさざめき 金色の風に恋した 山は蝉時雨 あなたがくれた 彩りの季節...
空が割れて 根を伸ばして 渦を巻いて ゆれる ゆれる時の間で凝ってく それはカミアソビ 回りながら咲く花のように 腕を伸ばした星の海の淵に...