またあのこと考えてた？ 今更でも気になるんだ 自分のこと あなたのこと 何かのこと 考えても...
嫌ってほど 似合ってないよ 有って無いような 勝手な理想 なってないよ そっとしてよ 最低な嘘 苛つくんだよ...
グレイの枯れた色 誰だって 運命を替えたいと 独りの欠けた意図...
囁きかけた言葉は 弾けた途端に宙に消え 瞳に焼き付いた景色 ざらつく音に目が眩むだけで...
誰にだって同じ顔して ふさいだって笑いかけて 僕にだってわかんないけど 最近になって思いだすよ...
夜に揺らす灯り携えて 誰もが寝静まるころに憐れみを 甘ったるいリンゴのお茶会 ほんとの心なんて紅茶に溶かす...
言い合うこともせずに 流れて 流れるまま 身の丈 似合わないよ センスが合わないみたい...
窓の外、散らばった 星の明かりをボーっと眺めれば このままさ、いつまでも 今日のままだったらいいな、なんて...
通りすぎる赤の照明と 揺らいだ思い出 きっとこれが最後なんだ わかっているんだ...
まぶたを閉じれば 星たちは孤独で 絵筆で描いた 景色を思いだす 夜空に広がる 幾万の奇跡は 今でも誰かに 届いているのかな...