薄紅が照らす路地の階段 5300円 憂鬱な私に呆れたプロポーズ 言葉ならいらないよ その指で私を消し去って...
君の顔が見たいはずなのに こうして僕はずっと独りよがり 君が離れることはないのに...
夜の街の裏側 世界を食べ切れば 美しいねって嘘でも言えるよ つまらない他人の目に さあ ほらね 君の反対方向 愛を見る...
淡々と吐いたのは 嘘みたいな言葉 簡単に信じたら 苦しくなくなるかな 全部終わるみたい 君がいなくなるの?...
覚えたての嘘をあなたに言うよ 見透かされてしまっているかもなんて 寂しくはないから 悲しくもないよね?...
日が暮れる街 今日は散々だ 疲れ切った人生だ あなたがいないならって考えた 少しだって どうも浮かばないや ああ 2人 触れる 探している...
拙いような言葉だけひたすら交わし続ける あなたが言った冗談も 何となく覚えている 触れないように気を付ける そんな言葉もあるから...
知らないことばかり増えていけば いつかいなくなる気がして でも それは嫌だから ボクを捨てて...
空は声を奪って 泣いている花の中 まだ咲いている 透明なんだ 少女の理由 蓋をして それは 藍の向こうで揺蕩う深い青 再会の唄を歌って 合間が揺れる前に行く...
高く深い藍の色と 地図にない世界の最深まで 気体バルーン 背負って進め 照らす先に透明な手...