或る風に寄せた 君との思い出は 光の満ちるここに眠るの 暖かな香りに満ちた...
灼けた瞳から流れる紅い涙 痩せた希望と夢は 暗い空と共に消えた 飾られた花たちの...
色を変えない 開き咲いた花は いつも僕のそばに 雲のようにやわらかに...
心に溢れ出しうつろう 囁く花と影 風のように奏でる旋律（メロディ） けれどもそれは君の「心」には 伝わることもなく 「死に絶える」のを 望んでいる...
織り成す彩紋は まるで万華鏡 百色の景色 流れはスローモーション 動き出した時計は とても悠長 緩やかで 嘲る言葉ですら 何も感じないよ...
雪解けに光る新しい春の息吹 引き留めたココロ ただ過去を見つめていた 過ぎ去りた日々にため息混じりの吐息 大切な欠片を 枯れた声で探してる...
星影に浮かぶ君の声 追いかけて 追いかけて たとえそれが幻だとしても 滲み出るこの旧懐は...
まるで忘れ霜の様だね 君は僕のせいだと言うけど 瞳の奥には 冷たい闇の影 うわべだけの微笑みで...
月影に照らされる 歩む道は少し暗くて 星の明かりの様に 輝く道は少し眩しすぎて 日暮れて夜に咲く花は月見草 蕭やかに咲くカラスウリの花々...
来る日も来る日も次の日も 幸せであると思っていた 僕の淡い景色が 狂い始めた時 僕はただ見つめてた 君の名を呼び続けて 繰り返す衝動が僕の中でまた駆け巡る...