重ねたてのひらが離れてしまった 冷たい冬の風 もうすぐ白く染まる 手袋よりもあなたの手の方が暖かいわ...
夜空に瞬く星輝きを掴もうと 両手を空に掲げ夢を見ていたんだ 地平線の向こうに見えない星座がいて 届かない願いだけ指折り数えて...
白線の内側で サイレンが鳴り止まず 外側のカナシ君 冷めた目で僕を見る...
物陰から君のこと こっそりと見ているよ 飽きもせず飽きもせず 君の事を見つめていたいの...
キライキライと僕は謂う 利口なふりした大お猿(おとな)たち キライキライと君は謂う 利口なふりをした僕を...
僕の職業は遊び人 年中女性を追っかけて 平等に愛してあげよう アニータもエミリアーナも...
身投げして飛び込んだ 夜光蝶の集う場 煌びやか華やかで 少し醜く臭くて 男と女のゲーム かけひきは慎重に...
いつもいつも それはそれは とてもとても 貴女によく似合うの...
舞い散る花の香りに 誘い誘われふらりと 月見桜十六夜の月の下 涙が伝うその頬...