巡れ永久に旅の風は 君に染まる真紅の華 了(おわ)らぬ果てのその先へと 帰ろう 咎(とが)無き まほろばへと...
木枯らしが舞い散るころ 過ぎ去る夕暮れ帰り道 まるで僕らを急かすよに 世界は閉じてゆく 同じ歩幅で 君の隣で 歩く僕がいる...
蒼く閃光(ひか)る陽炎は 悲しみと共に霧散(けし)て 君の残影(かげ)追いかける 闇の中疾風(はやて)の如く...
days あぁ 柔らかな光舞う そっと そっと 瞼を開く そう 穏やかな時の部屋 君がいた景色の中で...
でも喜んでた 日々の記憶はどれも ひとひら滑り降りる 君の枝から...
ひらりひらり 舞う花弁 街は色に染められて往く きらりきらり 風に踊る髪...
双眸は輝いて、手を繋ぎ笑いあうのです。 幸せに満ちた日々は続き、終わらない時間の中で 二回の瞬きで途切れた光はさよならを告げて...
傾いた空から はらり 淡いひとひら 音もなく静かに降りてくる 初めて逢った日も こんな寒い夕暮れ 小さなしあわせを願ったのに...
無限の暗闇で 只一人佇む 残酷な真実を 目の前にして 蒼く澄んでいる 君のその瞳は 静かなる終焉を 私に告げた...
歌う空に虹が出て 白い雲は僕を呼んだ 歩き出そう 明日へと突き進むよ 春の風 舞い散る桜...