色とりどりの花々も 止め処なく立ち昇る薫りも まるでイミテーションのようね そうだ いっそもう 枯れてしまいましょう？...
静まり返り 眠る街を駆けゆく 吹き抜け踊る 風に乗り夜の淵へ 輝く月が その横顔を捉える 冷たく光る 左手は何を掴む...
桜、咲け咲け月の夜に 散らす 浮世に花吹雪 集う 星屑万華鏡 永久（とわ）の世に 桜 咲け咲け初桜 開く 花びら夢見草 遠く 響くは山向こう 時の世に...
いざ吹雪け もう一度 奇跡 ひとひら 乗せて 寂しさも 知らない 僕が あの日に願った...
濡れた髪の雫伝う 熱を帯びる体反らして 恋しさに任せ触れる 唇は閉ざされたままで 虚ろな視線 滲む溜め息...
（イタリック体は字幕表示） 遠い明日の果てに ヒトは大地を創りたがった 最後の民が生きる“大地”の存続のため...
今は貴方の傍で吐息を感じさせて これが罪だと言えるのならば もう眠らせて いつか見失ってた 空白の１ページ...
逢えない夜に想い巡らせて あなたのことではち切れそうで 止められないこのキモチ 伝える魔法放つ瞬間に...
ひらり ゆき雲のおとしもの 空へ 花色をそっとほどいて ふわり 風の色まだ白く...