今宵の月の 光で目覚めよ今 己(おのれ)の胸に抱いた 槿(むくげ)の華 魂宿す 刃で切り裂け 荒れ果てた 地に咲き狂う金盞花(きんせんか)...
まぶた閉じれば 今日もおしまい 過ぎゆく日々 ちゃんとすごせたかな 閉じてはめくる 明日のページ あなたの笑顔、変わってないかしら?...
沈む水面に ひとすじの光 闇を湛える湖 緋(あけ)の色ひとひら 明けゆく森に 息づく命...
遠ざかる冬の音 満開の夜桜 私、一人、浅き夢見し 遥か彼方へと舞う 朧月、映し出す 落ち逝く涙の下弦 春時雨、連れて逝く 花を引き連れて...
深きあおき森に舞い散るは言の葉 ひとひら剥がれては音もなく降りつもる てのひらに掬い上げ旋律を吹き込めば...
自由の鐘を響かせ 心の声に従え 孤独を恐れなくていい ほら 貫く勇気が導く -paradigm shift- たとえ全てを見失っても 道なき道を進めよ...
おいで たんたん たん 答えをすぐに教えてあげる ここへ たん たんたん 激しくすべてを還す...
たとえ世界の総てが 拒んだとしても 君がそこにいれば… 過酷な現実斬り裂いて 風のように駆け抜ける 行く手を遮る暗闇を 戦友(とも)と共にいざ貫きましょう...
街はベールを脱いで 束の間 素顔を見せる 青いとばりが 静かに降りてくる...
もしも君にめぐり逢えたら 二度と君の手を離さない 春の終わり告げる 花御堂 霞む花 一枚(ひとひら)...