真夜中の端にかかった虹は 濁った月の捨て場を横目に その完璧なモノクロシズムで 音の無い夢を見てる...
羨ましくて妬ましくて悔しくて苦しくて悲しくて気持ち悪くて もう、つかれたね。 どうしてぼくにはチカラが無いんだろう ひたすら底へ落ちるぼくを救うチカラ...
可憐に誘う茨の君 その言葉は「甘美な愛」 雨打たれても褪せぬ想い...
藍い鳥はヴァイオリン奏者 弦を片手に ひらり ひらり 何も書かれていない招待状 それでも場所は分かってる...
LadA Siina Ava idda Lada feA Sarderii Da RehE LadA Siina Ava ija...
浮き上がれるその日を夢見ては 眠り続ける遺跡の果てで 静かに揺れる小さく青い花は...
揺れる三日月の軋む音で目覚める結晶の街 凍る瞳がそのただ一瞬を捉え続ける 「風が無ければ舞えない」そう微笑う枯花を手折って 灯る星の誘うままに独つ逸れる影の仄か...
いつかの夏 僕は誰かと降る雪を見ていた 懐かしい景色と感覚 褪せた陽の匂い 色 音 記憶...
楽園に咲く花もいつか 枯れるということを知って その時はもう優しい歌は いらないと言って...
冬の終わりに 春の始まりに 僕らは出会って 恋をしてしまった 握った手は離さないでいて 僕が溶けてしまうまで...