少し話を 例えば出会った日のこと 少し話を 例えば今日の日のこと Happy birthday to you…...
今夜、また秘密の園へ 聖書には無い恋だから 禁じられた扉の鍵も 一緒に外せば怖くないでしょ?...
言葉を求めるには臆病すぎた瞳 そこに映る景色は雪よりも白い孤独 兎は寂しいと死んでしまうらしい 命尽きることより、生きている方が怖い...
誰よりも上手な生き方がそこら中に転がっていて 僕は躊躇うことでしか僕をすることが出来ない 分からない振りをした...
籠から放った星の音を 浮かべて並べて抱き締めても 雲の足跡を追ってみても...
掠む青い風 吹き抜ける銀の砂 止むこと無い槍の雨の音...
オクターブの階段を駆けていく 黒鍵うさぎを探して少年アリス 弦を跳ね 響く夢覚めるその前に...
晴れの日は楽しい歌 雨の日は悲しい歌 曇りの日はよく分からない歌 そんな何気ない日々だった...
形を変えては揺らぐ世界の目覚めを あと少しで届かなかった誰かの願いを 乾いた秋風が運ぶ手紙の宛を...
干からびていく雪の温度は 誰の請いさえ浚えぬままに 焦がれて溶ける氷の盾も...