無垢な雷雲さん ご機嫌いかが この湖畔でも お変わりないですか 救命救急の花鳥風月が 思い出したように慌てて匂い出した...
僕はまだ強いつもりさ 君を助けてあげなくちゃ なんてね 勇み空回りして きらきらと青春の香りがした...
同情 高潔な御職の為に呑みこむ 六文の足しになるのなら仇も愛でよう うんちょっと長船嬢さん今日はどこか...
廃壊した時代に沛雨の下俯く 不思議な出来事の明くる日 嘘つき 正直 自分 蝶 湖 雨の中 森の中 善悪 人の性...
厄介の夏も早や斜陽にて 人々なら堵に安んずる 不都合ばかりの具合の中ぢゃ...
おとなしく おとなしく 上品な香り ハイカラフィルム 愛くるしい白旗少女 はやり歌に赤く染まり出す...
最近悲しく思うほどに 世慣れぬ品格が剥がれていく 飽きられたはずの沈黙者の...
素晴らしい世界だ すべてが輝いて 私はこのまま 光と溶けてゆけるのね ねえそうでしょう ねえいいでしょう...
調和がとれないの ひたひたずれていく 世の中は意外に心もとないものね ままならないわ 嫌いなものばかりよ...
いつだって連綿と妄想 美人でスタイルも理想像 仕事と友情の抗争 重い話ね 勉強はてんでがらんどう 運動は好きだけど結構 興味が失せて相当足が重いわ...