私の右手に触れないで 巷で噂の飴細工 誰の物かは知らぬ...
独りで ささやいた音 今此処で 独りで 抱きしめた音 今此処で 誰にも 縛れない音 今此処で...
これも違うこれも違う これも違うこれも違う 修正 これも違うこれも違う...
遥か瞳に映った天楼 灰の雨に悴んだ劣等 錆びた銃にまた身を委ねていよう...
不意に目を醒ましてしまった そして始まった鼓動を怨んでいた 否応も無い様だ...
でもさ 何時の間に僕は此処に立ってんだ 針飛びのダンサー濡らす閃光が...
冷たい夜の中で ひとりきり 間違いばかりの日記のページを 捨てたんだ 破いて捨てたんだ 夜に酔って わらう君を...
見上げた 青空 のばした その手は 雲をかくした 白々 三日月 とどかなかった 分かってた 遠すぎたんだ...
少し肌寒い風が ぼくをなでつける かわいた心にすきま風 ぼくは上着を羽織って 前をしめた...
ふと目が覚めた 時計の針は 明日と昨日の境を指してる ふと思い立った 青く沈んだ...