タイムマシンがあるならお願い 過去と未来どちらを向こう どっちだとしても...
対岸の現実が僕を裏切って ようやく盲目に呆れる 敬虔な頃を過ぎて...
鈍色の空に薄く 群青が差してゆく 見えない街の流れを...
マンデー 気付かないサイレンス 独りぼっち泣いてたあの子は...
俯瞰(ふかん)する遠く 本日はもう夕景 鳴り響く信号に 呑まれていく街で 眩(くら)むような反照 苦渋か救いか その声を 誰が聴き得たのだろう...
ずっと君を眺めていた 後ろの席の特権 ちょっとざわざわしてた胸の 左側 夏が来る...
何もかも見透かしたお天道様さえ もう見放した街の底 耳障りなベルが響く 加害者も被害者も敵も味方さえ...
忽然と吹きだした風が 窓を叩いて 当然の日常は 思いがけず波立った 青春の狭間に 後悔は要らないとか 簡単なことじゃなく 相容れない秘密の鼓動...
号外が舞う 奇想天外 一世風靡の大事件 盛大にせいぜい 騒げばいい...